授業をしていると本当によくわかる。
生徒の前に立って授業をする。
さすがに文字を書く瞬間は無理だけど、ほとんどは生徒の方を向いて話をする。
あ。黒板やホワイトボードに向かってずっとしゃべってるなんてのはもっての外です。
生徒が聞いてるのか、理解できてるのか、遊んでないか、何にも見てないってことだから。
中にはそんな授業をする人もいるけど。
大抵生徒は話を聞いてない。
まあいいや。
だから授業中はほとんど生徒の顔を見て話をする。
すると、やる気がある子、向上心のある子ってのは姿勢がいい。
そして表情がある。
反応がある。
「うんうん」って頷いてみたり。
「ん~?」って首をかしげてみたり。
「あぁそういうことか」って口を開いたり。
「え?わけかわめ」って固まって目をぱちくりしてみたり。
そういう反応をする子たちは大丈夫。
しっかり話を聞いてる証拠。
だけど、こっちが話しているときに
目線が下を向いていたり。
隣同士で目くばせ見つめあっていたり。
時計を見ていたり。
謎の何もない空間をただじっと見つめていたり。(何かが見えているのでしょうか)
こういう子は全く話を聞いてない。
もし学校公開日とかあったら、こっそりそんな様子を観察するといいですよ。
本人が発表とかするところを見るのもいいけど、先生や他の子の発表中など、座っているときにどういう姿勢で、どういう表情でいるのか。
これで大抵普段の授業の様子がわかります。
まずは学校の授業を真剣に聞くこと。
それがまず一番初めにやるべきこと。
「学校の授業を聞かずして塾に通う資格なし」です。
あ。
これうちの生徒にももっとしっかり言わなきゃな。
こうやって自分の思ってることを文章にすると、自分がやらなきゃいけない事も見えてきますね。
新しい生徒が入ったり、新規問い合わせがぽつぽつ入ってきている今、もう一度初心に戻って大切なことは何度もきちんと伝えようと思います。