単元ごとにまとまっている問題集の弊害

塾長の思い

先日1年生の英語の授業で過去形を扱ったときの話

 

 

英語には過去形ってのがあって

 

 

動詞にedをつけて過去形にするんやで(その他も説明)

 

 

その後三単現のsがついていても過去形にして過去形にはsはつけないんやで

 

 

っていう説明をしようと思った。

 

 

そのときに

 

 

He play baseball.

 

 

というわざとsをつけ忘れた文を書いて

 

 

「この文どこかおかしいよね」

 

 

とわざとらしく聞いたんだよね。

 

 

当然「あ~、はいはい」みたいな反応をするんだけど

 

 

中には「え?」っていう反応をする子もいたんだよね。

 

 

sがついていないことがわかると

 

 

「あー、確かに!」

 

 

みたいな反応なんだよ。

 

 

まったくわかってないわけじゃないんだ。

 

 

これってひょっとしたら

 

 

単元ごとにまとめられすぎている問題集を解く弊害かもしれないなんてことをふと思った。

 

 

もちろんまとまってないと勉強しにくいんだけどさ。

 

 

このページでは三単現のsをつけることを勉強しまーすっていうページだから

 

 

何も考えずにsを付けていけばいい

 

 

みたいな思考になってしまってるといけないっていう話ね。

 

 

それこそ最近授業の時に毎回のように言ってる

 

 

頭を使う

 

 

っていうことをしなくなるんだ。

 

 

だってその方が楽なんだもん。

 

 

頭を使うって

 

 

すごく大変だし

 

 

すごく疲れるし

 

 

すごくめんどくさいんだよ。

 

 

時間もかかるしね。

 

 

だから何も考えず

 

 

脊髄で反射しちゃうんだよ。

 

 

そうしてどんどん考えなくなるんだよね。

 

 

だから頭を使う訓練を

 

 

毎日毎日繰り返していくしかないんだな。

 

 

その頭を使わない癖ってのは

 

 

なかなかぬけるもんじゃないけどね。

タイトルとURLをコピーしました