今日の投稿の続きです。
関心・意欲・態度の欄が空欄ってのはいただけませんよっていう話でした。
ほかにも通知表を見るとわかることがあります。
説明のためにわかりやすく書いてあるところはないかと、
いろいろ頑張って調べてみたんですが、愛知県では見つけられず。
最終的に何とか行きついたのがここ。
公立の中学校ですし、ホームページに堂々と載せてらっしゃる。
大阪にある、枚方市立山田中学校のホームページです。
その中の「学習指導」→「学習の手引き」と進むと、そのページの一番下にあるPDFファイル。
「評価のつけかた」
これ!
これが欲しかった!
いやー、長かった。
ここにたどり着くまで。
内容についてはもともと知ってました。
でも、自分で1から説明するより、
どこかの学校の説明の方がいいと思って探したんです。
ではいきますよ。
ただ、これはあくまでこの学校の話です。
が、
だいたいどこの学校もほぼ同じシステムで間違いないと自分は思っています。
さあ、さっきのPDFファイル見ましたね。
まず注目してほしいのは、観点別のAの評価基準。
75%以上。
そして、5の基準。
得点合計90%以上。
4の基準は得点合計75%。
言いたいこと、
わかりました?
つまりこういうこと。
全部の観点で80%の点数を取ったら、
オールAだけど評定は4ってこと。
ですよね。
だって各項目75%以上でAなんですもん。
全部の観点80%取れてれば、全部Aですよ。
でも合計得点では80%。
評定5の基準は90%でしょ。
評定4の基準は75%です。
だから80%の点数を取ったこの場合、
評定は4です。
観点別評価がオールAであることは、評定4以上であることが確定するだけ。
だから、「全部Aなのに何で5じゃないんだ!」って怒らないでくださいね。
全然ありえることなんで。
ただ、
ここから。
評定4だった場合。
観点別の評価にBがあった人。
ギリギリの4の可能性が出てくるんですね。
わかりますよね。
さっきとは逆ですかね。
全部Aじゃなくても4は取れるってこと。
観点によっては75%切ってたけど、
合計したら何とか75%超えてたよってこと。
ってことは全部Aじゃないのに取れてしまった4は、
3に近い4。
である可能性が高い。
次も同じような点数取ってたら危ない。
さらに言うと、
Aが複数あったのに、3だった。
じゃあ頑張れば次は4が取れるかもしれない。
まあ、ただ、3は範囲が広いので何とも言えない部分ではあります。
ただ、そういう見方もできるってことです。
具体例で挙げてある、BAAAで3の評価。
この場合、
関心・意欲・態度、
これさえ完璧だったら4ですよね。
テストの点数は同じでも。
こういう見方をしていくと、
結果だけでなく、次への課題もみえてくる。
それに少しはやる気が起きてくる。
気がしません?