質問のレベルの話

塾長の思い

昨日の記事との関連です。

質問のレベルについてです。

質問のレベルを上げる

高いレベルの質問ができない子がたくさんいます。

 

高いレベルの質問とは、

「この間違えた問題の解説を読んだんですけど、ここまではわかるんですが、なぜ次のこの式が出てくるのかがよくわかりません」

というような質問です。

 

こちらも、ポイントを絞って教えられる。

途中までは何とかしようと考えているので、教えると理解するのが容易。

 

そうでない、良くない質問。

 

まず一つ目は、

「足利よしみつのよしっていう字ってどうやって書きますか」

というような質問ですね。

実際に今日聞かれました。

本来ならバッサリ切り捨てるべき質問です。

本来こんなもの質問のうちにも入らない。

わからないなら答えを見れば一件落着。

 

次にこんな質問。

「この問題がわかりません」

なーんにも書きこんだりしてない白紙の状態で。

本当に考えてるんだったら、数字を書き込んだり、記号を付けたり何かしらするはず。

それをしていないまま質問するなんてちゃんちゃらおかしいぜっていう話です。

 

もし、こういう質問をすることに慣れてしまうと、その後が心配です。

わからないことを調べもしない。

解説を読もうともしない。

間違えたら全部聞けばいいや。

 

そんなことでは、常に隣にだれかいないと勉強できなくなってしまいますよ。

 

もちろん解説読んでもわからないのなら聞けばいいんですけど。

それが本来の正しい質問の仕方だと思うんですよね。

それを教え、正しい質問ができるように、質問のレベルを上げさせなければならないんです。

 

じゃあ問題集やっても全く手が出せない子はどうしたらいいか。

まだ問題集解く段階じゃありません。

インプットが足りません。

授業をもう一回受けるか、自分でやるなら教科書をもう一度読み直す。

そこから始めるべきです。

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