最近生徒にやらせ始めたことがあります。
せっかくのこんな機会なので。
小学生の頃は毎日のようにやっていたのに
中学生になるとぱったりやらなくなるアレです。
何かわかりますか?
うちの息子も毎日のように宿題でやってましたよ。
学校があったころは。涙
それは何か。
国語の教科書の音読です。
なぁ~んだ。と思われるかもしれません。
でもこれすごく大事。
国語の苦手な子にやらせてみると、とても興味深い共通点があるんです。
何かと言うと、自分で勝手に言葉を加えたり、減らしたりするということです。
凄く細かいことですけどね。
例をあげます。
「何か力仕事が必要になったときに安心だから」
という文があったとします。
これを、
「何か力仕事が必要になったとき安心だから」
と読んでしまうんです。
他にも
「ぐうちゃんみたいな大人になってはだめだからね」
という文章を
「ぐうちゃんみたいな大人になってしまってはだめだからね」
なんて読み方をすることもあるんです。
わかりますか?
ひとつ目の文は
「何か力仕事が必要になったときに安心だから」
この「に」が消えている。
ふたつ目の文は
「ぐうちゃんみたいな大人になってしまってはだめだからね」
この「しまって」が付け加えられている。
たったこれだけ?と思われるかもしれません。
でも、それだけ文章をしっかり読めていないということ。
つまりは中身も理解できていない可能性が高い。
文章を隅から隅までしっかり読む。
そういうトレーニングも必要だと思うんですよね。
そのために「例のアレ」をやってるんですけど。
え?
何かって?
それは
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
ヒミツです。