推薦入試に向いている子・向いていない子

塾長の思い

先日から愛知県の入試情報について書いています。

 

今日もその続きです。

 

 

昨日は推薦入試について書きました。

 

 

今日はその推薦入試に向いている子・向いていない子

 

 

について書いていきます。

 

 

推薦入試は今年度から一般入試よりも先に行われます。

 

 

内容は面接のみ。

 

 

結果は一般入試より先に出て

 

 

不合格だった場合も一般入試で再チャレンジできる。

 

 

こう聞くといいことしかなさそうです。

 

 

試験は面接だけなんでしょ?

 

 

しかもチャンスが2回に増えるんでしょ?

 

 

いいことばかりじゃん!

 

 

なんて思いがちですが

 

 

そうでもない場合もあります。

 

 

推薦入試に向いていると思う子(個人的に)についてかいていきます。

 

 

もちろん推薦してもらえるもらえないは別の話

 

 

面接練習でいっぱいいっぱいにならない要領のいい子

推薦入試の子たちは推薦されることが決まると多くの時間を面接練習に費やすことになります。

 

 

昔の推薦入試は

 

 

「3分間の自己表現」

 

 

というものが課せられていました。

 

 

何も見ないで自分のことについて3分間話をするというものです。

 

 

この内容を考えること

 

 

そしてそれを覚えること

 

 

そしてそれについて質問されるのでその質問に対する答えを考えること

 

 

膨大な時間を面接練習に費やします。

 

 

ですが公立推薦はなかなかに厳しいです。(学力の高い普通科の学校は特に)

 

 

不合格になる子もたくさん出てきます。

 

 

そうなると一般入試で受けなければならないのですが

 

 

勉強時間を面接練習に取られてしまったため

 

 

思うように点が取れなくなってしまうことがあります。

 

 

なので推薦入試には

 

 

面接練習でいっぱいいっぱいになってしまわない

 

 

学力検査に向けての勉強も要領よくこなせる子ということになります。

 

 

そうでないと推薦入試で受けたけど不合格になって

 

 

不合格になった学校を一般入試で受けたものの

 

 

一般入試でも不合格になることもあります。(ずっと昔教えた子で実際にいました)

 

 

専門学科を希望している子

先ほどの内容にも少しかぶりますが

 

 

普通科の高校(特に学力の高い学校)はなかなかに厳しいです

 

 

普通科の推薦合格者は定員の10~15%程度

 

 

それに対して専門学科の推薦合格者は定員の30~45%程度と

 

 

割合でいえば実に3倍

 

 

しかも最高で定員の45%

 

 

定員の半分近くが推薦受検者で埋まってしまうこともあるということ。

 

 

であれば専門学科が第一希望の子は積極的に挑戦してみてもいいかもしれませんね。

 

 

条件にあてはまれば、ですが。

 

 

実力のわりに評定が取れている子

これは諸刃の剣でもあるので入れるかどうか迷ったのですが・・・

 

 

本来なら「評定のわりに実力が足りない子」としてもいいです。

 

 

いますよね。

 

 

特に真面目な女の子に多いです。

 

 

実力はそこまででもないけど

 

 

評定は取れている。

 

 

そんな子です。

 

 

こんな子であれば

 

 

推薦してもらえる可能性も高いでしょうし

 

 

挑戦する価値はあるでしょう。

 

 

実力が足りず一般入試ではやられてしまうかもしれませんし。

 

 

そのかわり推薦では面接だけなのでチャンスが生まれるかもしれません。

 

 

ただ入ってから苦労するかもしれないことは覚悟しなければなりません。

 

 

当然同じ評定の子よりも実力で後れを取っていることにはなってしまうので。

 

 

以上です。

 

 

これらが自分の考える推薦入試に向いている子です。

 

 

そうでない子は一般入試に向けて合格できるように地道に努力を重ねた方がいいかもしれません。

 

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