勉強に集中できていない子。
とにかく問題を解くのに時間がかかる。
本人は考えているつもりなのかもしれない。
でもそれ以外の時間が明らかに長い。
ただ止まっている。
髪を触る。
爪を噛む。
爪と指の間の汚れをほじる。
消しゴムのカスを集めて丸める。
ペンを分解する。
シャーペンの芯を補充する。
よくわからない空間を見つめる。
首を回す。
それに対して、しっかり集中できている子。
無駄な動きがない。
もうね、見てると一目瞭然。
同じ一人の子でも、集中できているときと集中できていないときで全然違う。
この集中できるってのが上位の子の力だと思うんだけどな。
集中ができる子は、同じ時間勉強したとしても、集中できない子よりもたくさん問題を解くことができる。
そうしてさらに差が広がっていく。
そういうもんだと思う。
ウサギとカメのウサギがサボらないイメージ。
差が広がる一方。
じゃあ集中力がいまいちな子であるカメがどうするべきかは明白。
ウサギよりも時間を増やすしかない。