前学年までのできなかったこと
これをできるようにする
塾にとって使命ともいえるかもしれない
教科や分野によっては
そこまで戻ってやる必要があることもある
でもそうでない事も実はある
特にありがちなのは
方程式が解けない子が２年生、３年生になる
連立方程式を解かなきゃいけない
二次方程式を解かなきゃいけない
そうなったときにどうするか
自分はもっぱら
そのまま解かせます。
ちょっと雑に聞こえますが
その学年のものを教えていく中で
前学年で指導することも合わせて定着させる感じです。
連立方程式を解いていく中で
一次方程式を解くのに必要な
移項
等式の性質
これらはできなければならないことなんです
だから連立方程式を解いていくうちに
自然と一次方程式が解けるようになる感じです
そりゃそもそも
連立方程式なんて
片方の文字を消去したらただの一次方程式ですから
当然と言えば当然なんですが
いったん戻るべきなのか
そのままごり押ししても大丈夫なのか
見極める
これも我々の大切な仕事なんです
経験がものをいいます
