どれだけ関わるか

 オープンを2日後に控え、1人で勝手に緊張している塾長です。

 

 そんな中、今日はエアコンの取り付けに来ていただきました。

 

 教室の中に入ってもらって初めに、

 「youtubeで動画配信でもされるんですか?」

 

 トップページの写真の緑の壁を見て、そうおっしゃいました。

 グリーンバックってやつですよね、なんて話をしながら準備を進めていかれます。

 

 そんな風に話をしていると、どうも本当に近くに住んでいらっしゃるそうで、

 この近くの子どものことや、中学校のことについてもお話させていただきました。

 

 うちの息子と一つ違いのお子さんのこと、

 宿題や家での学習についてもお話しました。

 お子さんの教育についてはしっかりと考えておられるようで、

 中学校のテストの難易度、平均点などもしっかり把握されていたり、

 買ってきた問題集には乗ってたけど、難しすぎてさすがに出ないだろうと思っていた問題が出たんですよ、

 なんていう、子どもの学校のテストにしっかり関心を持っていらっしゃる、

 超絶素晴らしい関わり方をされている方でした。

 

 ところでみなさん、

 子どものテストの点数。

 さすがに知ってますよね。

 

 今回のテストの平均点。

 知ってますか?

 しかもそれが高いのか低いのか。

 

 どんな問題が出たか。

 知ってますか?

 

 試験範囲。

 何ページあって、問題集は何種類あるか知ってます?

 何なら、

 見たことあります?

 

 どれだけ自分の子どもに関わるか。

 これは、間違いなく子どもの学力に影響します。

 親が子どもの勉強に興味がないのに、

 子どもが進んで勉強しますかっていう話です。

 

 時々います。

 テストの点数、知りません。

 見せてくれないんですよ。っていう保護者。

 

 いや、出させましょうよ。

 テストがあったら、必ず返されるんですよ。

 遅くともテスト明け、1週間もすれば。

 10日もすれば順位も出ます。

 必ずチェックしてください。

 それさえできないのは、かなりの重症です。

 

 テストの一週間前にはテスト範囲が配られます。

 一度は目を通しましょうよ。

 昔はお父さんもお母さんも中学生だったんでしょ。

 覚えてるところは教えてあげてもいいし、

 苦手だったところは、「ここがわからなくなると後々大変だよ」でもいいじゃないですか。

 範囲が広そうなら今回は時間かかりそうだからいつもより頑張らなきゃね、でもいいんですよ。

 

 子どもの成績、勉強に興味を持ちましょうよ。

 通知表の結果だけでなく日頃の勉強にも。

 

 「何この点数!」

 言いたくなるのはわかります。

 

 でも、

 子どももわかってるんです。

 だから次はがんばろう。

 次はもっとがんばろう。

 思ってるんです。

 でもできないから繰り返してしまうんです。

 だから誰かがやらせてあげなきゃいけないんです。

 

 それをやらせずに放っておいて、

 「何この点数!」

 それはちょっとかわいそう。

 

 だって、

 もし、親が必死になって、

 子どもにも必死にやらせたのであれば、

 そんな言葉は出てこないはず。

 がんばったんでしょ。

 その結果がこれ。

 だったらもう受け入れるしかない。

 そう思えるレベルまで頑張らせるんです。

 一緒に頑張るんです。

 

 そうすれば、もし点数に不満があったとしても、

 次はもっとここをこうしてみようか、とか、

 もっとこの練習の回数を増やしてみようか、とか、

 次への前向きな改善点が浮かんでくるはずなんです。

 

 そういう関わり方が理想かなと思いました。

 

 少なくとも、自分の塾ではそんな関わり方をしたいと思うんです。

 

 勉強しろと言うだけ言って、やらなくてもほったらかし。

 結果全然勉強せず、点数を見て驚く。

 やれって言ったのに全然勉強してないやろ、と怒る。

 あげく、復習やっとけよと、またほったらかし。

 そんな塾にはなりたくないですね。

 

 ま、ないと信じたいですけど。

 

 だから自分は、

 塾に来させて目の前で勉強させます。

 ガンガン関わります。

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