通知表の評価について

塾長の思い

今年から通知表の評価の観点に変更があった。

 

 

今回は4観点(国語は5観点)から3観点になったのかな。

 

 

知識理解+技能→知識・技能

 

 

思考・判断・表現→そのまま

 

 

関心意欲態度→主体的に学習に取り組む態度

 

 

みたいな感じですね。

 

 

だから「通知表」とか「評価」とか「観点」と調べると

 

 

いろいろなところでこの話題が出てる。

 

 

で、そもそもこの通知表についてきちんと理解してない人って多いんじゃないかと思うんです。

 

 

だから

 

 

「なんでうちの子の成績は5じゃなくて4なんだ!?」

 

 

なんてことが起こるんだと思うんです。

 

 

万が一そんな思いになったときにこの記事にたどり着いてくれるとうれしいです。

 

 

そもそもこの「なんでうちの子は5じゃなくて4なんだ!?」問題

 

 

これは通知表の評定と観点別評価の二つがあることで起こるんです。

 

 

具体的にズバッというと

 

 

観点別評価が全部Aなのに評価が4

 

 

これね。

 

 

全部Aなら評価は5やろがい!

 

 

と言いたくなるとは思います。

 

 

ですがこれは全く問題ないです。

 

 

なぜなら基準になる点数の割合が評定と観点別評価で違っているから。

 

 

例えば

 

 

5段階評価のは合計点数の85%以上70%以上あたりであることが多いです。

 

 

ですがABCは3段階評価なのでの基準が4と同じ70%であることが多いんです。

 

 

これでわかりますよね。

 

 

全部の観点で75%くらいの点だと観点別評価で全部Aが取れる。

 

 

でも合計で85%は超えないから評定で5は取れない。

 

 

ってことなんです。

 

 

これをなくすには手っ取り早いのはAの基準を5の基準に合わせることなんですが

 

 

そうするとAが取りにくくなってしまうんですよね。

 

 

以上のことから観点別評価がオールAでも評定は4の子は当然いますし

 

 

観点別評価にBがあるけど評定5の子もいるわけなんです。

 

 

お分かりいただけたでしょうか。

 

 

さらに言うと、Bの基準が3の基準に合わせられていることが多いですので

 

 

「うちの子観点が全部Cなのに2がもらえた!」

 

 

も起こりうるわけです。

 

 

こっちは平和なもんです。

 

 

「なんでうちの子全部Cなのに1じゃないんだ!」

 

 

とはだれも言いませんもんね。

 

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