今日早くから塾に来てテスト勉強をしている3年生がふとこんな話をし始めました
「ねえこの封筒の問題集買う?」
「えーどうするー」
その会話を聞きつけた自分は
「どれだ?何ていう問題集だ?」
と聞くと
「チャレンジ」
という答えが
その瞬間
はいキター!
今年もそんな時期なんですね
塾生から封筒を借りて見てみましょう
案内にはこう書いてあります
本書の特色
〇愛知県下の国立、私立高校の今春の入試問題を科目別・単元別に編集しなおして、勉強しやすくしてあります
よさそうに聞こえますね
でもそれだったら
実際に自分が受ける高校の過去問数年分をやったほうが傾向はつかめるんではないだろうか・・・
これを喜ぶのは超一部の入試問題マニアくらいのものなんじゃなかろうか・・・
そして封筒にはこう書いてあります
(このテキストのポイント)
● 自分の不得意の科目・単元を補強するテキストとして使用できる!
● 単元別に並べてあるから,今すぐにでもとりかかれる!
● 各学校ごとの問題の特徴などを知ることができる。
● 解説と正答…数学の主な問題については解説がついています!
なんかよさそうな感じですが
気になるところはありませんでしたか?
気にしてほしいのは最後の一行
● 解説と正答…数学の主な問題については解説がついています!
というところ
これ、つまりは
それ以外は解説はない
国・社・理・英には解説はない
ということなんです
今年のものはわかりませんよ
だって見本も何も見ることはできないんですから
ですが数年前のものは
数学の解説が手書きで書いてある
他の教科は答えが羅列してあるのみ
でした
しかも問題は私立高校や高専の問題で
ひと癖もふた癖もある問題が盛りだくさんなわけです
解説なしじゃどうにもならない子が多数なんじゃなかろうか・・・
そしてそんな事実を知らずに買う子たちがかわいそうなんじゃなかろうか・・・
これ学校の先生知ってるのかなぁ
買う買わないは自己責任だとは思うけど
見本もないし封筒配るだけ配るってのは
あまりにも不親切な気がするなぁ
とまぁ長々と書いてきましたが
結論
買う前に中身も確認できないような問題集は買わんでよし
特にうちの塾生は必要なものはこれから買っていくから買う必要なし
という事にしておきたいと思います
ご注意ください
※この先他にも学校から封筒だけが配られて、問題集買いませんかっていう案内が来ると思いますが、基本的に買わないでいいと思います。