これすごく大事なことなのでもう一回言いますね。
もっと途中の式のことを大切にしなさい。
です。
途中の式を書かない子
はい、論外です。
自分がどうやって解いたかが残らない。
だから間違えたときに間違えた理由がわからない。
だから次も同じ間違えをする。
だから必ず言います。
途中の式を書きなさい、と。
屁理屈こねる子も中にはいます。
ノートがもったいないだの。
シャーペンの芯がもったいないだの。
ペンのインクがもったいないだの。
は?
って感じでおしまいですけど。
ノートは贅沢に使え、と言います。
ノートのページケチってたらできるようにはなりません。
贅沢にというのはケチケチすんなってことですよ。
アホみたいな大きな字で書けということではありません。
保護者の方も勉強で使うノートだったらいくらでも買ってあげますよね。
間違えたら式をすぐに消す
これもよくいる。
間違えた問題の式を消そうとするんですよね。
消してやり直す。
これを防ぐために、塾ではシャープペンじゃなくてボールペンを使わせてるって塾長もいるみたいです。
昔あこがれてやったことあります。
ボールペンで勉強。
消す子たちっていうのは、間違った答えが目の前にあるのが許せないらしいです。
心理的にそういう子もいるらしいっていうのをどっかで見ました。
まちがいなんてたくさんすればいいと思うんですよね。
最終的にそれを減らしていくことこそが勉強なんだから。
だけど、消しちゃうと、自分がどういうミスをしたのかがわかんないんですよね。
例えばどこか知らない場所まで行く。
道に迷う。
戻る。
どこ通ったかわからない。
じゃあまた同じ道通っちゃうよねっていうのと同じで。
間違えたらそこを修正しなきゃいけないわけで。
同じミスをしないためには、自分がしてしまったミスをまず見つけないと。
この原理から考えれば、答え丸写しなんて時間の無駄ってこと。
結論
途中の式は書く。
間違えても消さない。
見直す。
別の場所に解き直す。
これしかないと思うんですがね。