中学生のうちに身に着けさせておきたいこと

今週に入ってからとうとう夏が本気出してきましたね。

一宮でも昨日の最高気温33.8℃。

気象庁のデータなのでそんなもんですけど、実際は多分もっと暑いですよね。

塾のエアコンの外気温の表示は夕方でも38℃です。

外に出るのも嫌になるくらいの暑さですね。

塾生も帰りに外に出るときに一瞬足が止まります。

気持ちはよーっくわかります。


今日はタイトルの通り、ぜひ中学生のうちに身に着けさせたいことです。

自分がこの塾で身に着けさせたいことでもあります。


勉強をする習慣

これがまず一つ目です。

勉強は、テスト前にテスト範囲が出てから慌ててやるものではないということです。

日々、授業で新しいことを学びます。

その授業でわからなかったところをその都度わかるようにしていくのです。

授業後学校の先生に聞くもよし。

塾でわかるまで質問するもよし。

それをやらずに、なんかよくわかんなかったけどまあいいや、と放っておくから、テスト前にあれもわからんこれもわからんとなるわけですよね。

わからないものはためこまない

そのときそのときで解決する。


暗記ものもそうです。

出てくる都度、しっかり覚えていれば、テスト前にまとめて覚える必要はありません。

英単語は新しいものが出てきたらその都度覚える。

もちろん人間は忘れてゆく生き物なので、一度覚えればよいというわけではありません。

何度も何度も復習をして、短期記憶を長期記憶に変えていかなければなりません。

そのために何十回、何百回と復習するんです。


テスト前にこれらのことを一気にやろうとするから、時間が足りないんです。


正しい勉強のやり方

2つ目は正しい勉強のやり方。

例えば単語は眺めているだけでは覚えられませんし、100回書いたら覚えられるわけでもありません。

書いて、確認、繰り返す。

3Kです。

覚えたと思ったら、翌日もう一回。

さらに3日後もう一回。

さらに7日後もう一回。

さらに10日後もう一回。

そんな感じでしょうか。


数学だったら、解いて、確認、解説読む、もう一回解く。

繰り返しですね。


意味のある勉強の仕方を身に着けることですね。

間違った勉強法をしていては、いつまでたっても成果の出る勉強はできません。


長時間机に向かう忍耐力と体力

これを身に着けさせることってすごく大変です。

実際にやらせて慣れさせるしかないですから。

これがまだまだ足りない子の特徴を挙げると、


頻繁に勉強する教科を変える。

何度もトイレに行く。

指先をいじる。

シャープペンを分解する。

教科書をまとめる。


こんな特徴があります。

要は勉強に没頭できないんですね。

はじめは勉強中にそんなことをしている子でも、何度も何度も長時間勉強していくうちに、少しずつ集中できる時間が長くなっていくのです。

長距離走と同じですね。

少しずつ体が慣れていって、だんだん長い距離が走れるようになる感覚です。

そして、本気で勉強したことのある人ならわかるはず。

勉強に没頭して、気が付いたらもうこんな時間だった、みたいな感覚にまでなれるといいですね。

それくらい勉強にのめりこめる力です。

自学自習力

最終的にはこの自学自習力です。

高校生になると、中学校よりも勉強する教科も増えるし、難易度も上がります。

そして、何よりそのすべてに対応してくれる塾なんてものはほとんどないはずです。


超大手予備校ですか?

一体いくらかかるんでしょうか。

そもそも全教科なんて受けられるんですかね。


個別指導の塾で見てもらう?

きっと教えられない教科も出てきますよ。

そうなるとその教科は、ただの自習のお手伝いです。

かなり攻めた言い方ですけどね。


高校生になったら、自分で教科書、参考書、問題集に 必死に食らいついて勉強する力が絶対に必要なんです。

図書館や、放課後の教室で、一人でカリカリ勉強してるっていうのが高校生のイメージ。

そのために、中学生のうちから、テスト範囲の教科書、問題集を徹底的に自分でやりぬく力を身に着けなければならないのです。

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